クリンソウと白毫寺のふじ

2010年5月12日 撮影


BGM by Areyou鮎































才ノ神の藤は、京都府福知山市大江町南有路にありす。
 藤の樹齢は推定2000年と伝えられ、以前は周囲約7.9m、樹齢2000年を越えるという欅(けやき)の巨木にからまって、
根元より幹周り1mを越える6本の藤が立ち上がっていました。
 しかし、残念なことに、欅の大木は幾度かの落雷のため、枝は折れ幹は裂け、現在は樹幹のごく一部と一本の太い下枝を残すのみとなっていま。







才ノ神の藤は、自然に自生した「ヤマフジ」です。ノダフジの蔓が右巻きなのに対して、ヤマフジの蔓は左巻きです。また、花穂は短く、花穂の長い「ノダフジ」のような華やかさはありません。ノダフジの藤棚は、よく見かけますが、このような大きな「ヤマフジ」はとてもめずらしく貴重です。