花 不思議な植物(女仙)

不思議な植物・女仙(日本では彼女達を「メセン」と呼ばれています。)彼女達の故郷は南西アフリカに多く住んでいます。この地方は雨量の極めて少ないところで、世界でも屈指の乾燥地帯で、12月から翌年の4月頃の夏は(ここは南半球ですから日本とは全く逆です。)一滴の雨さえ降らぬ年もあるようです。何万年、何百万年もかかって乾燥と日射に耐えるために、多肉化がこれほどまでに進んだのでしょう。

コノフイツムのグロボスム アルギロデルマの宝槌玉 コノフイツムのロニグム

一番驚かされるのは、彼女達が「脱皮」することです。毎年一回脱皮して成長していきます。驚きの第二は彼女達が「土とんの術」を使うということです。雨が一滴も降らない乾期になると、茶色っぽい皮をかむってしまい(別の種類はしおれて)砂礫の中に身をひそめてしまいます。そして我慢強く雨の降るのを何ヶ月も待ちます。雨期にあたる冬に成長して夏の乾期は休眠しています。この習性は日本にやってきても忘れてはいません。

コノフィツムのピランシー 休眠から覚めて3頭が5頭になりました 秋の成長期には綺麗な花が咲ました

彼女達が一番機嫌の良いのは、私達人間が生活していて快適と感じる温度の季節です。だからといって35℃位になっても、反対に−2℃になってもすぐに他界してしまうような彼女達ではありません。生来気丈で順応性の強い植物ですから多少のことは我慢強く生活しています。しかし空中湿度には大変敏感で、特に梅雨の時季には注意して上げなくてはなりません。

リトープスの紫勲系の休眠前です 静かに休眠中です 今年も綺麗な花を有り難う

「水やり3年」と人は言います。「メセンの顔色を見て、水を欲しがっているなと思えば水をやることだよ」とその道の名人は言います。成長期の目安として、晴天ならば2〜3日に一回位、今日水をやろうと思ったら、心を鬼にして明日にのばす忍耐が必要です。雨降りが続くと水はやらないことです。それとなるべく球体に水の掛からぬ様に給水することが望ましい。休眠期の潅水は、私は「寝た子は起こすな」主義です。でも小球は時々給水して上げています。

棒状がアルギロデルマのラチペタルムです 休眠中です、この後シワシワになった 分頭して始めて開花しました

女仙とは、ツルナ科のメセンブリアンテマ亜科群Mesembryanthemaの総称で。この学名は「真昼の花」の意味だが、約200種位は「夜の花」です。女仙は120余属約2400種の大家族で、多肉植物の中ではサボテン科と並ぶ大群です。鉢植えや花壇に植えられているマツバギクはメセン亜科の植物です、マツバギクは茎に何対かの肉厚の葉をつけますが、写真の葉は僅か2枚・一対で、しかもそれが合体して球型に近い形をしています。コノフィツム属Conophytumリトープス属Lithopsディンテランツス属Dintheranthusアルギロデルマ属Argyrodermaプレイオスピロス属Pleiospilos等を総称して『玉型メセン』と呼んでいます。

コノフィツムの赤パルピカラー 休眠中 開花期

玉型メセンは、暑くて蒸れることは大の苦手ですから、年間を通じて十分な通風が有る場所に置いて上げて下さい。それと、日当たりが良い場所です。雨が直接かからないで、最低でも4時間は日照がほしいですね。

コノフィツムの小槌 休眠中 開花期

インフィオラータこうべ2004


「インフィオラータ」とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味で、道路・広場などに花びら等により絵模様を描きます。
第8回目を迎えた今回は、これまで最多の市内7会場で開催された。
三宮東。元町あなもん。六甲山。兵庫みなとがわ。北野。垂水・舞子。六甲アイランド。
今年も4/24(土)〜5/5(水)の約2週間にわたり、土・日・祝日を中心に各会場がリレー的に「アートな神戸」を発信しました。
使用された花は、全国有数のチューリップ産地である。富山県砺波市、新潟県新潟市亀田郷の農家より、球根栽培の為に摘み取られるチューリップの花びらを提供していただき、リサイクル。不用になった花びらが、美しい花絵として蘇えります。
今回、私が育った。北野・山本地区の北野坂で300mに及ぶ9枚の花絵をお送り致します。忙しくて他会場へは行けませんでしたm(__)m



神戸とジェンツァーノがつながりました。「花」と「心」でつながります。
ジャックと豆の木   (端村 勇弥) 赤ずきんちゃん   (中元 美和子)
かわいい赤ずきんちゃん!あなたの知らないところでオオカミが・・・!!
桃太郎   (CAP)
日本のおとぎ話と言えば桃太郎。誰もが知ってる桃太郎。犬に猿に雉に鬼。みんな仲良く出発だ!
人魚姫の夢   (小林 香菜恵)
愛する人のために自分を犠牲にできるような人魚姫の美しい心を表現して明るい色彩でまとめてみました。
インフィオラータこうべ2005

北野 4月29日(金)〜5月1日(日)
震災10年 神戸からの発信
震災10年神戸からの発信は「協働と参画」により21世紀の神戸の
まちづくりのきっかけとするものです。
FIGLIOL PRODICO   ジョルジョ・ガッリ(ジェンツアーノ)
ジョルジョ・デ・キリコ作の作品にインスピレーションをオリジナルで作
画。父と尊敬する父親の元へ戻った息子を、神戸とジェンツアーノの
インフォラータに置き換えこの絵を2都市の交流捧げ、この交流が長
く続き、繁栄につながることを祈る。
ビーナスの誕生   フランチェスカ・レガノ(ジェンツアーノ)
表情と人体の表現方法に、古くから伝わるジェンツアーノのテクニッ
クが多く使われているボッティチェルイのビーナスを選びました。細
かい素材による色の微妙な変化で、立体的な人体を描きます。背
景は、伝統的な花びらを使い布の質感を出します。
フィオラちゃん  永田 萌
本格的な春の訪れを感じさせるインフォラータとともに北野界隈華や
ぎを増すようで・・・。
そんな幸せそうな街の様子をイメージしました。
義経と弁慶   PCK協議会
弁慶は、あとひと振りで千本の刀を襲う悲願達成という時、五条大
橋で義経と出会った。義経は柔軟に身をかわしたが、母からもらっ
た大切な笛を川へ落としてしまう情景をイメージ。画面中央に、パー
ルブリッジを大胆にレイアウトし、五条大橋に見立てた。
義経の八艘飛び   C.A.P(渡辺)
向かうところ敵なしの義経は、船と船との間をひらりと飛び、軽やか
に敵をかわして進んでいきます。
義経と桜の舞   川原崎 都(京都市)
桜舞う月明かりの下、義経と弁慶の戦いの場である五条大橋を舞
台にデザイン。弁慶の攻撃をかわし武芸で鍛えたジャンプ力で空を
舞う義経の勇ましい姿。
静の舞   松岡英男(山形市)
義経が生涯愛した女性・静の思いを「静かの中に動き」を重点に大き
い花絵の効果を想いながらデザインしました。
       
元町あなもん 4月23日(土)〜24日(日)

      
西元町 4月23日(土)〜24日(日)

      
三ノ宮東 4月30日(土)〜5月1日(日)


我が家に咲いた花達(^o^)丿

       

         


      

      

        

       

      

      

           
  

  

   

   

   

  

  

  

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