2005年11月25日(金)帆船の「日本丸」が今回初着岸の中突堤に12月9日(金)まで停泊、神戸ルミナリエ開幕に花を添えた後、10日(土)に神戸港を離れ、来年3月まで日本沿岸を巡る訓練航海を続ける。 ライトアップは日没から午後10:00時まで。
2005年11月18日(金)「マリンピア神戸ポルトバザール」に阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとされるヒマワリで飾られた高さ約6bのクリスマスツリーがお目見えした。大空へ真っ直ぐ伸びるヒマワリの姿が、被災者に勇気と希望を与えてきたことから、復興の願いを託し、未来への一歩を踏み出した神戸を発信したいと企画された。 点灯は午後4時〜11時。12月25日まで。
2005年11月12日(土)新神戸オリエンタルアベニューに約千個の積み木で作られた高さ約六b、幅五・四bのクリスマスツリーがお目見えした。
点灯は午前十時〜翌日午前零時。12月25日まで。
ハーバーランドのキャナルタウンにて 2005年11月9日撮影。
ハーバーランドにてお馴染みのサンタさん 2005年11月9日撮影。
2005年11月28日(月)撮影
ハーバーランドのモザイクにて 2005年11月9日撮影。
11月12日から、ハーバーランドの神戸ガス燈通りのライトアップが始まる。神戸ガス燈通りはハーバーランドの中心を通る約350bのメインストリート。歩道のケヤキ約80本を電球約8万個でライトアップする。このライトアップは例年、翌年2月14日のバレンタインデーまでだが、今年は同16日の神戸空港開港をにらみ、観光客らにも楽しんでもらおうと、3月末までの点灯となった。
点灯時間は午後5時〜11時。毎日午後8時には、一度消灯し再度一斉に点灯させる「ハーバーウインク」も実施する。
阪神・淡路大震災と新潟県中越地震の被災者らが復興を祈って作り上げた「ネットアート」(一枚横八b、縦四bの魚網をキャンバスに、色とりどりの小さな布を貼り付け、絵を浮かび上がらせている)の展示が東遊園地であった。新潟中越を象徴する錦鯉、阪神・淡路の復興のシンボルとして各地に植えられているヒマワリの絵柄など6枚が2005年9月9日〜11日に展示された後、新潟でも展示された。
2005年10月1日(土)乳がんの早期発見、早期治療、早期診断を促すピンクリボンフェスティバルが開催された。
午後6時、4ヶ所から18台のサーチライトが光を放つと、暗闇にピンクのポートタワーが浮かんだ。
「神戸市民からのメッセージ」
1995年1月17日、午前5時46分。
いつもと変わらない朝を迎えるはずでした。暗闇の中、とてつもない
強い突き上げと横揺れが突然私たちを襲いました。そして、夜が明ける
とともに私たちの目に飛び込んできたのは、現実とは思えないすさまじい
光景でした。
未曾有の大震災である阪神・淡路大震災によって、尊い命、住み慣れた
家や職場など、かけがえのない多くのものが奪われました。今もなお、
その光景を忘れることができません。
日本のみなさんや世界のみなさんから届けられたあたたかいご支援は、
私たちに生きる希望と勇気を与えてくれました。
全国から駆けつけて活動してくださったみなさんの熱意、「大丈夫
ですか」の一言、炊き出しの味とぬくもりなど、やさしさ、思いやりの
大切さを改めて感じました。
「がんばれ神戸」と心配し、応援してくださったみなさん、ありがとう
ございます。復興に向けてがんばっている私たちは、これからもずっと
感謝の気持ちを忘れません。
私たちは震災によって、命、人と人とのきずな、地域のつながりの
大切さ、災害への備えの必要性など多くのものを学びました。
この経験や教訓を活かし、みんながともに支えあいながら、災害に強い
安全で安心なまち、誰もが健康で暮らせるまち、心が通い合うやさしさ
と思いやりのあるまちを創りあげていきます。
今なお、台風や地震などにより、多くの被害が発生しています。
私たち神戸市民は、これまでにいただいたご支援に対する感謝の気持ち
を込めて、震災の経験や教訓、元気になった神戸のまちを発信します。
そして日本のみなさんや世界のみなさんに、これからの災害への備えや
まちづくりに役立てていただくことを願います。
平成16年12月4日
震災10年 神戸からの発信
「市民のかけ橋 神戸から全国へ」
2005年「タイムズメリケン」4月21日(木)〜8月31日(水)
夏の夜のクリスマスツリー 8月26日(金)〜31日(水) 日没〜23:00 神戸メリケンパーク
青白く涼しげな光を放つツリーが登場した。震災で「光」を失った港が、復興で「輝き」を取り戻した・・・とアピールする狙いで、これまでの支援への感謝も込めて考案された。高さ約10mの三角錐形で、取り付けられた電球は約3万個。
第35回みなとこうべ海上花火大会 8月6日(土) 19:30〜20:20
白い帆の美しさから「太平洋の白鳥」とたたえられる練習帆船「日本丸」が2005年6月4日、阪神・淡路大震災から十年を記念し、しゅんせつ工事が完了したハーバーランド東側の高浜旅客ターミナルに、大型船として「日本丸」が始めての記念すべき着岸となった。36枚のすべての帆を広げる展帆訓練「セールドリル」も披露された。
震災10年を機に、震災の時にいただいた多くの支援への感謝を込めて、内外に発信する「震災10年神戸からの発信」が昨年12月4日から実施されています。神戸港においても、港の復興支援への感謝と神戸港の復興をアピールするため震災10年神戸からの発信・神戸港事業として「神戸港からありがとう」を展開。
メリケンパークを中心に、樹木や建物、遊歩道などに10万個の豆球によるイルミネーション電飾、チューブライト電飾、投光機によるライトアップなどを施しています。メリケンパークの展望広場にはアジサイのジャンボツリーや行灯を設置。灯りの輝きを演出しています。
期間 4月21日(木)〜6月21日(火)の2ヶ月間 点灯時間 日没〜22:00
神戸海洋博物館は、神戸港を中心とした、海・船・港の昨日・今日・明日を展示した『海洋博物館』機能と震災10年神戸からの発信メリケンパーク事業の拠点であるタイムズメリケン『神戸からの発信館』機能を合わせもった施設として、4月21日(木)PM1時30分オープン
4月21日(木)〜8月31日(水) 10:00〜20:00 (一部18:00) 無休
阪神・淡路大震災から復興しつつある街の活力を感じてほしいと発信する「タイムズメリケン」が2005年4月21日神戸市中央区、メリケンパークのリニューアルオープンした神戸海洋博物館で始まりました。会場入り口には、10歳児の笑顔を印刷したTシャツ約600枚が張られ、来館者を迎えられました。イベントは8月31日まで連日開催された。
新港第1突堤と神戸市役所24階展望ロビーから会場周辺を望む
ホテルオークラ神戸が2005年1月11日〜13日、客室の照明を使って「ファイト」の文字を描き出した。平成7年2月にも描き出し、被災地を励ましている。
「当時の気持ちを忘れずに、という思いを届けたい。新潟県中越地震やスマトラ沖の津波の被災者にも伝えたい」と、10年ぶりの点灯となった。
6433人の犠牲者を出した阪神淡路大震災から10年目となった2005年1月17日、被災地では午前5時46分を中心に追悼行事が各地で催された、ここ神戸市中央区の東遊園地でも「阪神淡路大震災1・17のつどい」が降りしきる雨の中、開催されました。このつどいは、震災で亡くなられた多くの方々を追悼するとともに、震災から培われた「やさしさ」「思いやり」「人とひとが支えあう心」を風化させることなく、後世に伝え、広げていくものです。震災がもとで亡くなった遠因死を含む数と同じ6566本の竹筒が「1・17」の形に並べられ、ろうそくがともされました。
竹灯ろう
雪地蔵
32年ぶりに被災地、長田を照らした。この広告塔は1959年、「三ツ星ベルト」創業40周年を記念してできた。ネオンは73年の石油ショックで消えて以降、点灯されていなかった。震災でも広告塔は倒れず、ボランティアたちの道しるべにもなった。点灯は14日〜17日の4日間でした。
阪神・淡路大震災の経験や教訓を子供たちに伝えるための催しが神戸市役所1号館2階の市民ギャラリーで開催されました。親・遺族から子供たちへ向けたメッセージと、命の尊さを表した21万5千羽の折り鶴が並ぶ。会場には548通のメッセージと約40点のパネル展示をされました。写真中央の絵(新たな出発)は震災犠牲者と同じ6,433羽の折り鶴で作られました。右のケースの中には126,000羽の折り鶴が入っています。阪神・淡路大震災の直後から60日間に神戸市や兵庫県内の被災者を助けに来て下さった民間ボランティアの皆様の延べ人数です。大震災直後、これほどの多くの方々の善意、力添えのおかげで今日があります。
神戸文化創生都市宣言
●わたしたちは、豊かな自然と美しい都市景観を持ち、歴史を刻みながら発展してきた心かよう市民のまち、神戸を誇りにします。
●わたしたちは、未曾有の震災を体験し、共有した思いやりや学んだ芸術の力を、神戸の文化として次世代に伝え、世界へと発信します。
●わたしたちは、地域や暮らしの中で世界の文化と交流し、多様な価値観を認めあいながら、常に未来に向かっていきいきと進化するま
ち、神戸を創ります。
■わたしたちのまち神戸■
六甲の山々と豊かな田園風景 茅渟の海に抱かれて生まれた坂道のまち
明るい陽ざし 色とりどりの夜景に包まれる神戸
悠久の歴史と 近代の名残を留め いつも未来に挑むまち
桜ヶ丘銅鐸 源平の史跡 西国街道 旧居留地 異人館 海と都市 様々な時代の姿が見える神戸
地域に受け継がれてきた文化と 異国から来た文化が 生活の中で出会うまち
道行く人も 街並みも さりげなくおしゃれな神戸
震災で 芸術が心を癒し 生きる希望を与えると学んだまち
まちを再生するなかで 互いに認めあい 思いやる文化を育んできた神戸
「わたしたちのまち神戸」のイメージを大切にしながら、神戸文化創生都市を宣言します。
平成16年12月4日